アキラ

AKIRA


もうこれ語られ尽くしちゃってるけど観ちゃったんで。
この作品、まだまだ古くなってないのはすごい。
SFの題材としての超能力は原作が作られた当時(1982年)から多少古くなりつつあったことは確かだろう。でも世間的には世紀末感などもあってTVなんかではよく超能力特番なんかがあった。あと、実際の事件と絡めると誤解を生むかもしれないのであまり良くないかもしれないけど、90年代の一連の新興宗教をめぐる事件などでも「AKIRA」を思い起こさせ、記憶を新たにされたこともある。
まあとにかく超能力という古くなりかけていた素材を現代的にかっこよく見せてくれた作品だ。


あまり内容について触れようと思わないのは、最初に言ったようにたくさんの文献で語られているし面倒だと思っているのが第一。けどそれ以上に「AKIRA」=大友克洋の"スタイル"の印象が強烈なんだと思う。AKIRA以前と以降に分けられるぐらいサブカルチャーに与えた影響も大きいし、自分の中でも大きいんだろうなと思う。


ちなみにこの映画の脚本の橋本以蔵は「あゝ! 一軒家プロレス*1」も書いてる。
いままでぼけーっと観てるだけだったけど、感想と書くといろいろわかるなぁ。

AKIRA
 監督:大友克洋
 公式サイト:『 AKIRA 』 公式サイト
 公開:1988年

AKIRA DTS sound edition [DVD]

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